この業界に参入して10年、数々の査定をしてきました。
そこで自信を持って言えることが一つあります。

家電買取に関しては大手だから買取金額が高いわけではない。

ということです。

たくさん相見積もりして、たくさん勝ってきました。
その経験からちょっと理由を書いていきたいと思います。

家電中古市場は「売る」分には困らない。

当社も販路はたくさんあり、常に品薄状態。。
大手さんも同じで、必死で買取を強化しています。

そのために大手さんは莫大な経費と設備費をかけて買取を強化しています。

HPの立派なところ、規模の大きいところに売るメリットは何でしょうか？
安心できそう？高く買ってくれそう？

本当にそうでしょうか？

大手居酒屋チェーン店などでは安くて美味しい料理が食べれますね。
価格も明朗会計なので安心して入れますし。

なぜでしょう？

答えは簡単
【仕入れを安く抑えてる】
からなんです。

多く買うことによって安く仕入れれるんですね。
ボリュームディスカウントと言います。

では大手買取店さんはどうでしょう？

広告費をかけて目立つようにしてたくさん買い取る
売値は中小買取店と大差なし、むしろ安くする努力をしている。

では、ボリュームディスカウントされてるのは？？
【売り手のお客様】です。

相見積もりをさせない、比較させない戦略

どこよりも目立つようにして他社と比べられる前に買い取ってしまう。
そのために莫大な広告費をかける

比較されるより広告費をかけて数多く買い取る方がメリットがあるということです。
大手さんはより多くの利益を出さなければなりませんから。

上場企業はさらに役員報酬、株主配当までかかる

近年、上場企業の株主配当金は増えてきています。役員報酬も同様です。
さて、その原資はどこから来ているのでしょう？

安く買って高く売る、安く売るためにさらに安く買う
これですね。

広告費をかける
↓
比較させないで安く買う
↓
株主、役員へ分配

一般的には優良企業と呼ばれるでしょう。
ですが、売り手のお客様からするとどうでしょう？

まとめ

大手買取店にかかる経費
・株主への配当
・ケタ違いの広告費
これらを全部買取金額に転化できるのが中規模シンプル店の当社の強みです。

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補足

このコラムは家電に特化した企業のお話です。
ブランド品などは全国チェーンで買取をして、国外の景気のいい国で売るという戦略で大規模店さんの買取金額が高めになったりしています。
家電は輸出すると運搬費のほうがかかってしまうのでそうはいきませんので。。